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林家正蔵・三平兄弟会盛会のうちに終了
2017年06月27日
林家正蔵・三平兄弟会が6月25日に開催され、380名の参加で盛り上がりました。当日の高座は、前座として正蔵の息子のたま平、真打として三平、正蔵の順に登場しました。三人ともいわゆる前ネタの後、古典落語を披露しましたが、当日お越しになれなかった方達のために、すこしご紹介いたします。
たま平は「牛褒め」。頓珍漢な行動ばかりする与太郎が、伯父が家を新築したと聞き、父から聞いた誉め言葉を紙に書いてもらい、小遣い欲しさにやってきますが、話は普請褒めから牛褒めへと移り というお話。
三平は「紀州」。7代将軍急死のあと、8代目を紀州吉宗と争うことになった尾張継友。江戸城登城の際、鍛冶屋が槌を打つ「トンテンカン」の音が「天下取る」に聞こえたため、「これは吉兆」と喜んだのですが というお話。
正蔵はお馴染み「皿屋敷」。美しい幽霊お菊見たさに増えていく見物人ですが、「一枚、二枚」と数える声を九枚まで聞くと狂い死にすると言う噂。さてある日のお菊は というお話。
古典落語をじっくり聞きたいという皆様の声に、今後とも交流プラザとして応えてまいります。